2018年5月15日

イベント

IxDA Tokyo #3 Community Talk: イベントレポート

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IxDAとは

“IxDA(Interaction Design Association)”
みなさんはこのコミュニティをご存じでしょうか?
デザイナーコミュニティやデザインカンファレンスに詳しい方はご存かもしれません。
IxDAとは、インタラクションデザインの普及と推進を目的とした非営利団体です。IxDAが主催となって1年に一回開催されるカンファレンスは、世界のデザイントレンドを生む場所となっています。今年は2月にフランスのリヨンで開催され、3日間に分かれて60以上のセッションが繰り広げられました。日本からは原研哉さんが登壇され、セッション内容はビデオアーカイブもあるので気になる方はこちらからをどうぞ。また、IxDAは世界中の各都市に支部を作り、デザイナーを集めミートアップを行っています。
先日東京にも支部ができ、今回第3回目のミートアップとしてYahoo! JAPANのLODGEで行われました。

IxDA Tokyo #3 Community Talk

https://www.meetup.com/IxDA-Tokyo/events/247976074/

今回のミートアップには、デザインコンサルファームや事業会社、フリーランスなどさまざまなデザイナーが集まりました。
個人的は、参加者の方が普段あまりデザイナーイベントには見かけないような、デザインコンサルファームの方が多く集まっているのが印象的で新鮮でした。
そして今回は2人の方がスピーカーとしてご登壇されました。

矢崎 裕一さん(合同会社ノーテーション)

「データビジュアライゼーションとは何か」という点から、制作された作品の紹介、データビジュアライゼーションの社会的な役割など、さまざまな観点からデータビジュアライゼーションについてお話しいただきました。
興味深かったのは、
・その作品の持つ役割を意識すること
・異なる属性、異なる視点に意識的にアプローチしていくこと
など、矢崎さんがデータビジュアライゼーションをする上で意識していることは、デザインをはじめとする視覚情報を設計/制作する上での視点にもつながるものがある、という点でした。また、異なる要件や視点などを情報として整理し、それが受けての中で経験と一体化することで知識となり、共有され常識となるという、理解のフローが個人的には印象的に残った事柄でした。

ライアン ルール(株式会社AQクリエイティブディレクター)

https://docs.google.com/presentation/d/1fPwQmG1oqkY3o9HIz7j2FZRoryIZshbCz0T75fl_gXU/edit#slide=id.g3508751ce7_0_173

ライアンさんは、IxDA主催のカンファンレンス、”interaction18”に参加されたのことでイベントのまとめについて共有していただきました。
「未来のためにシンプルに物事を捉え、世界を作っていくか」についての提言をされていました。
また、
・デザイナーの役割は問題を隠すことではない。
・早いタイミングで顕在化された問題を発見すること。
・時間軸を広げて事象をとらえて、問題解決をする
などの印象的な内容でした。
歴史から学ぶという点や複雑な現実を複雑なまま受け入れる点など、単焦点的ではない思考を持ちながらさまざまなユースケースに向き合い/提言していくことが今あるべきデザイナー像だと感じました。

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まとめ

本イベントには、さまざまな国籍や事業内容を行っているデザイナーが集まり懇親会でも会話だけではなく意見交換をしているのも印象的でした。なによりもスピーカーの内容に刺激され、ただ単に「今の時代はデザインが求めらてれいる世界だよね」だけで終わらず、視覚されたアウトプット全般に通ずる思考法についてや、今の時代を生き未来のために生み出すデザイナーとしてどうあるべきかなど、それぞれがさまざまな想いを抱けたのではないかと思います。これからも東京でもミートアップがあるそうです。次回はどのような話題や議題があるか、今から楽しみですね。次回以降のイベント情報については、こちらをチェックしてみてください。

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