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テクノロジー

大阪で働くエンジニアの日常 in Yahoo! JAPAN

こんにちは!

Yahoo! JAPANのプラットフォーム開発をしている安東です。
2017年10月に中途入社しました。今回は大阪拠点の働き方を紹介します!

大阪拠点 グランフロント大阪 & 富国生命ビル

弊社には国内で東京の他に福岡、名古屋、そして大阪に開発オフィスがあり、それぞれが重要な開発拠点として機能しています。

大阪には天気・災害をはじめ、さまざまなサービスの運用・開発を行う部署があります。また、私が所属するプラットフォーム開発を行う部署もあり、Yahoo! JAPANのさまざまな要素がぎゅっと詰まったような組織です。

どんな開発体制?

私が所属している部署ではアジャイル開発を推奨しており、多くのチームがスクラムを用いています。毎朝、あちこちでデイリースクラムを行う姿が見られます。

アジャイル開発を支援する体制も豊富に用意されていて、アジャイルコーチから直接指導を受けたり、他チームの開発事例が共有されたり、さまざまな開発手法を学べるセミナーが頻繁に行われています。

どんな仕事?

プラットフォームは『Yahoo! JAPANのサービスから利用される機能を提供する』という位置付けです。
一例をあげると、画像を指定したサイズにリサイズするAPI提供から、PaaSやCaaSと言ったクラウドサービスの提供までさまざまなプラットフォームがあります。

そのため、サービスの開発効率をいかにあげるか、価値のある開発に時間を当てることができるか、というミッションを持っています。
可用性を高めて安定したプラットフォームを提供することはもちろん、先進的な開発環境を提供し続けるための開発を行っています。

古い技術で作られたプラットフォーム自体を、マイクロサービス、Platform as a Serivice、コンテナ技術、Pub-Subベース分散メッセージングなどの技術で再設計し、使いやすい環境を提供できるようにしています。

(例)IaaSで構成されたプラットフォームをPaaS,CaaSなどのアーキテクチャで再設計。より管理が楽になり、本質的な開発に集中できる。

Before

IaaSで構成されたプラットフォーム

After

PaaS,CaaSなどのアーキテクチャで再設計

また、サービスからのさまざまな要求を、いかに本質的なニーズをくみ取り実装して提供するか、というところもプラットフォームの考えなければならないことです。
マーケットの状況も目まぐるしく変わるなか、それらに対応すべく変化に迅速に対応できるアジャイル開発が合っていると感じます。

大阪だからこんな仕事ができない、という制約を感じることはなく、大きなサービス開発・運用に携われるのは緊張感もあり、エンジニアとして成長できる環境だと感じます。

どんな雰囲気?

私は今までいくつかの会社を経験してきましたが、Yahoo! JAPANはフラットな雰囲気だと感じます。入社して1年と少しですが、社長やCTOと直接お話しできる機会がありました。
大規模なサービスを運用・開発している人たちのプロ意識はとても高く、優秀な方もたくさん身近にいます。そんな人たちも相談に行けば、とても気軽にお話ししていただけます。
(社員の予定表は常に公開されていて、予定空いてたら自由に押さえていいよーって雰囲気)

学会でこんな発表してきたーとか、海外のカンファレンスに出てきたのでシェア会があったり、今まであまり出会えることのなかったお話も聞く機会があります。個人的にとても刺激を受けます!

各開発拠点との関わりは?

普段は大阪のチームが独立して仕事を進めていますが、関係者とのミーティングがあると紀尾井町(東京本社)や名古屋、天神(福岡)の方とTV会議をつないで仕事をすることもあります。

Yahoo! JAPANはテレワーク(どこでも仕事ができる)の実現にとても力を入れていて、そのための環境整備もトライアンドエラーを繰り返しながら進めています。社内ミーティングに家から参加することもよくある光景です。

リモートで会話するときのツールですが、ここ最近でも使えるツールが増えていろいろ試しています。
少し前はMYMという社内ツールに搭載されていたWebRTCを用いた機能か、Skype通話を使っていました。
最近ではSlackか、もしくはZoom( https://zoom.us ) を利用する機会が多くなりました。特にZoomは社内会議システムとも連携でき、(個人的には)音質もクリアで聞きやすいです。

もっと細かい制度周りのお話

個人的にいいなーと思う細かい制度についてざっと書いてみます。

  • 開発マシンはMac,Windows(Surface)から選択。交換も結構すぐできる
  • 席はフリーアドレスで、どこに座ってもいい
  • iPhoneが会社から貸与され、自由に使える
  • 開発環境やIDEは自由に選択できる(私のチームの場合)
  • 月に5回は家やお気に入りの場所で勤務できる(どこでもオフィス制度)
  • 出勤時間はフレックスタイム(コアタイム:10時-15時)で、気軽に15時退社できる
  • 月に1万円まで、技術を向上するものなら何にでも利用できる(TechUp制度)
  • 社会の課題を解決するために年3回休暇が取れる

などなど、ざっと思いついただけでこんな感じです。
他にも機械学習の勉強会があったり、技術向上(NodeやJava、アジャイル開発など)のためのチームが構成されたりと、多方面から支援が受けられます。

私もエンジニアでありつつも、新規ビジネス企画立案選手権 in 大阪で発表したりしました。(企画チームからのアドバイスも受けることができ、僭越ながら優勝しました!!)

こんな感じで職種は関係なく興味のある人はみんなおいで!みたいな雰囲気なので、成長できる機会はめちゃめちゃあるんじゃないかと思います。

社外イベント:Mix Leapについて

社内のイベントだけでもたくさんあるのですが、社外の方を交えてのイベントであるMix Leapも大阪で多数開催しています。

https://yahoo-osaka.connpass.com/

週二回ペースで大阪グランフロント、富国生命で開催しています。
AIとかKubernetesや機械学習がテーマのものがあったり、CTOが集まっての座談会があったかと思えば、気軽に参加できるLT会があったりするので、きっと参加したくなるイベントが見つかると思います。

開催場所が社内の共有スペースなので、すぐに参加できるのもうれしいですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。
記事を書いてみて改めて思いましたが、あまり「大阪ならでは」ということが出てきませんでした。
Yahoo! JAPANでは日本中どこにいてもエンジニアが活躍できる体制が構築されつつあると日々感じます。対面で話したほうがいい場面が現在の状況だと多いのは確かですが、近い将来、どこで働いても全く問題ない!となることに期待しています。

写真:GYRO_PHOTOGRAPHY/イメージマート

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