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テクノロジー

YOLPから「場所情報API」を公開しました

本日、Yahoo! Open Local Platform (YOLP)で、場所情報APIを公開しました。

場所情報APIは、指定された緯度経度付近の主要ランドマーク名やエリア名などを返すAPIです。「六本木、東京ミッドタウン、外苑東通り」など人がコミュニケーションの中でその場所を表現する際によく使う情報を返します。

■場所情報APIのドキュメント
YOLP(地図):周辺情報取得API - Yahoo!デベロッパーネットワーク

場所情報APIの利用イメージ

場所情報APIは、スマートフォンのGPS機能で取得した緯度経度情報から、「今○○付近にいます。」などと現在地をテキストで表現する際に活用できます。住所では想像しにくい場所もエリア名や周辺施設名を使うことでわかりやすくなります。実際にiPhoneアプリ「僕の来た道」では、Twitter、Facebookに今いる場所の情報を投稿する機能やタイムラインに場所名を記録する機能でこのAPIを利用しています。

場所情報APIの利用サンプル

例えば、東京都港区赤坂9丁目(緯度:35.66521320007564、経度:139.7300114513391)の場合、

  • 周辺施設名:東京ミッドタウン
  • エリア名:六本木
  • 道路名:外苑東通り

のような情報を取得できます(周辺施設名とエリア名はスコア順に複数の情報を取得できます)。具体的なサンプルレスポンスは、こちらをご覧ください。

今後について

今後、より人の感覚に近い情報を返せるように各情報の精度を上げていくと同時に、主要ランドマーク名やエリア名、道路名以外にもさまざまな場所に関する情報を返せるようにしていきたいと思います。YOLPでは、他にも「Yahoo!ローカルサーチAPI」や「Yahoo! iOSマップSDK」「Yahoo! AndroidマップSDK」など地図、地域情報に関するAPIを提供しております。本日リリースしました「場所情報API」と組み合わせて面白いサービス、アプリが開発されるのを楽しみにしております。

今後とも、Yahoo! Open Local Platformをよろしくお願いいたします。

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