オークション事業部 開発部 まぁ坊です。
今回は、オークションのカテゴリ情報について、
簡単にお話させていただこうと思います。
オークションのカテゴリは木構造をとっています。
木構造は、ノードとリーフで構成されていて、
始まりのノードをルートと言ったりします。
末端がリーフとなります。
では、オークションのカテゴリ情報はというと、
ルートノードは、オークショントップページの「オークション」となります。
その下には、
- コンピュータ
- 家電、AV、カメラ
- 音楽
- 本、雑誌
- 映画、ビデオ
- おもちゃ、ゲーム
- ホビー、カルチャー
- アンティーク、コレクション
- スポーツ、レジャー
- 自動車、オートバイ
- ファッション
- アクセサリー、時計
- ビューティー、ヘルスケア
- 食品、飲料
- 住まい、インテリア
- ペット、生き物
- 事務、店舗用品
- 花、園芸
- チケット、金券、宿泊予約
- ベビー用品
- タレントグッズ
- コミック、アニメグッズ
- 不動産
- チャリティー
- その他
と、25個のカテゴリが属しています。これは木構造での中間ノードにあたります。
これら25個のカテゴリは、「オークション」から見た子カテゴリと言います。
逆に「オークション」は、子カテゴリ(例えば「コンピュータ」)から見ると親カテゴリとなります。
上記の例では、子カテゴリは中間ノードにあたるので、それぞれのカテゴリも子カテゴリを持つことになります。
私たちは、この中間ノードのカテゴリをカテゴリノードと言っています。
「ダッフルコート」のような末端のカテゴリをカテゴリリーフと言っています。
末端ですので、カテゴリリーフは子カテゴリを持たないカテゴリです。
このようにして、オークションのカテゴリは木構造を成しています。
それぞれのカテゴリには、カテゴリIDという識別番号が付与されています。
「オークション」は“0”がカテゴリIDです。
例えば「コンピュータ」では“23336”というカテゴリIDが付与されています。
このようなカテゴリ情報は、Yahoo!デベロッパーネットワークで公開してるカテゴリ情報APIで取得できます。
では、「オークション」のカテゴリ情報を取得してみましょう。
http://auctions.yahooapis.jp/AuctionWebService/V1/CategoryTree?appid={あなたのアプリケーションID}&category=0
appid
- アプリケーションIDを指定します。未登録の場合は、こちらから登録しておく必要があります。
category
- カテゴリIDを指定します。この例では、「オークション」ですので“0”が指定されています。
<childCategory>
から子カテゴリの情報を取得することで、
再帰的にオークションのカテゴリをたどれます。
<categoryId>
- 子カテゴリのカテゴリIDです。このカテゴリIDを使って、子カテゴリの情報を取得できます。
<categoryName>
- 子カテゴリの名前になります。
<numOfAuctions>
- 子カテゴリに出品されているオークションの件数です。
<isLeaf>
- カテゴリリーフ(末端カテゴリ)であるか否かの情報です。
true
の場合はカテゴリリーフとなります。
今回は、簡単にオークションのカテゴリ情報について紹介させていただきました。
カテゴリ情報は、今回は触れていない情報も持っています。
まだAPIでは取得できない情報もあります。現在、カテゴリ情報API V2を開発しています。
このAPIは、現在はレスポンスに含めていない情報も入れて、レスポンスを刷新する予定です。
オークションは、今後もAPIの充実を図っていきたいと思っております。今後とも、Yahoo!オークションをよろしくお願いいたします。
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