2017年10月 3日

iOS

iOSDC JAPAN 2017 に参加しました #iosdc

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Yahoo! JAPANでiOSアプリエンジニアをしている熊本(@kumamo_tone)です。

2017年9月15日(金)~17日(日)に開催された「iOSDC Japan 2017」に参加しましたので、その内容をレポートいたします!

イベント概要

https://iosdc.jp/2017/

iOSDCはiOSと周辺技術を題材としたカンファレンスです。今回は早稲田大学 理工学部西早稲田キャンパス 63号館で行われました。

iOSDCは今回で2回目の開催です。去年の第1回は1日+前夜祭の1.5日ですが、今回は2日+前夜祭の2.5日開催でした。

弊社ヤフーとしては、スポンサーとして参加させていただいております。スポンサー紹介映像は、新世紀エヴァンゲリオンの葛城ミサト役などで知られる声優、三石琴乃さんが読み上げてくださる豪華なものでした。

ミサトさんに弊社の名前を読んでもらえるカンファレンス……最高や!

セッション

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セッションは全4トラックで行われました。Twitter でハッシュタグ #a #b #c #d をつけて感想をつぶやくようアナウンスされていたため、トラックごとの感想を簡単に眺めることができて便利でした。

ごく一部ですが、セッションの内容をご紹介します。

モダンなシステム構成を取り入れ続けることができる組織作り

弊社からは西(@mao_nishi)が、ヤフオク!のモダンなシステム構成を取り入れ続けることができる組織作りについて発表しました。

アプリは作って終わりではなく、機能追加、ユーザーニーズの変化、言語の進化など、世の中の変化についていくために、システム構成の変更や新しいアーキテクチャの導入をしたいものです。しかしビジネス側から見ると、システム構成を変更しないことのほうが、割が良いように見えてしまうことがあります。

画像:iOSDC JAPAN(※)

理想の形としてはアプリの成長にあわせたシステムの構成見直しをしつつ、ビジネスを止めないことが求められます。そのために、技術、組織両方からのアプローチが必要だというお話でした。

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画像:モダンなシステム構成を取り入れ続けることができる組織作り

ヤフオク!の7年以上続く巨大なプロジェクトでいろいろ試したことがありましたが、特に効果があったものとしては。コンパイル速度を上げることや、システムを分割すること(技術アプローチ)、XPでペアの相手を毎日ローテーションしながら開発する(組織アプローチ)ことなどが挙げられていました。

個人的にも、大きなプロジェクトをさわるときには、コンパイル速度が遅くて新しいことを試すのをためらいがちという感覚があり、コンパイル速度の改善は常に実践していきたいなと感じました。テストや自動化などいろいろな方面からアプローチできないか考え、とにかく新しいチャレンジが気軽に素早くできる状態にしていきたいですね。

CoreML でアイドル顔識別アプリを作ろう

勉強になったセッションや面白かったセッションはたくさんありましたが、個人的に印象に残ったのが松前健太郎(@kenmaz)さんの「CoreML でアイドル顔識別アプリを作ろう」でした。

このセッションでは、iOS11で新しく加わった機械学習フレームワークCoreMLの紹介と、機械学習モデルを自分で用意してCoreMLモデルに変換してアプリで使う方法を、アイドル顔識別アプリを例に説明されていました。

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画像:CoreMLでアイドル顔認識アプリを作ろう

CoreMLモデルの使いかただけでなく、教師データを準備して機械学習モデルをKerasとPythonを使って実装、AWS Deep Learning AMIsを使って学習したものをCoreMLのモデルに変換するところまで丁寧に説明されていました。

このようにiOSアプリ開発者向きに機械学習など他の分野の技術の簡単な説明をしてくれるセッションは、アプリ開発者として、技術やアイデアの幅が広がってありがたいなと思いました。

他の分野についてのiOSアプリ開発者向けセッションとしては、両OSやるマンという選択(Android開発)、Swift と Kotlin(Kotlin言語)、iOSエンジニアのためのNLP基礎(自然言語処理)などもたいへん面白かったです。

懇親会

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画像:iOSDC JAPAN(※)

1日目の夜には無料の懇親会がありました。たくさんの方と交流することができ、非常に良い刺激を得ることができました! 食事の内容もドネルケバブやビールサーバーなどもありバリエーションが豊富でした。

たくさんの方と交流できた要因として、オープニングで「パックマンルール(輪になって話す時は一人分入ってこられるスペースを作る)」という方法が推奨されており、話に入りやすい雰囲気が醸成されていたから、ということもあったと思います。良い試みだと思ったので、今後の勉強会運営などでも生かしたいなと思いました。

まとめ

全体を通して、参加者と運営の近いカンファレンスだなと感じました。個人的には去年も参加したのですが、去年に増して規模も大きくなり、充実したイベントだったと思います。環境も、十分な数の椅子と机があり、Wi-Fiも高速でとても快適でした。運営のみなさま、ありがとうございました!

ヤフーLODGEで「iOSDC 2017 Reject Conference」を開催します!

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ヤフーLODGEでも「iOSDC 2017 Reject Conference」を開催します! Reject Conferenceは、iOSDCで不採択になってしまったトークが発表される、iOSDC公認のカンファレンスです。

iOSDC関連のイベントとしては、俺コン(Day1, Day2)というイベントも10/2(月)、10/3(火)に開催されます。弊社からも3日に林(@kazuhiro494949)が発表します。

Reject Conference は2日間のイベントになっており、10/13(金) と 10/20(金)に行われます。このように関連イベントも含めて楽しめるのもiOSDCの魅力だと思います。私も俺コン含めて4日とも参加します! 弊社からは13日に林(@kazuhiro494949)と20日に山岡が発表します。ぜひお越しください!

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(※)CC-BY-NC 4.0 ライセンスですが、権利者の許諾を得て使用しております。

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