こんにちは。第11代黒帯(Webフロントエンド/ヤフー内のスキル任命制度)の伊藤(@koh110)です。
普段はCTO室にあるWebフロント技術室で、全社のフロントエンドに関わる仕事をしています。
最近の仕事のひとつとして、IE11 の非推奨の案内 がありました。
Yahoo! JAPANでは、Internet Explorer 11を推奨ブラウザーとしていましたが、Microsoft社のInternet Explorerサポート終了に伴い、2021年9月7日をもってYahoo! JAPANにおけるInternet Explorer 11でのご利用を非推奨とさせていただきます。
この案内についてTwitterや記事などで触れていただくこともあり、せっかくならまとめた方がよいのかなとつぶやいたところ、CTOから「書いちゃいなよ!」と言ってもらいました。
書いちゃいなよ!
— mikanmarusan (@mikanmarusan) January 27, 2022
本記事ではヤフーがIE11非推奨とするまで、どのような観点からアナウンスに至ったかについて自分からみた流れをまとめてみようと思います。
ヤフーの推奨ブラウザーの考えかた
ヤフーでは 2022/02 現在、下記のブラウザーをPCにおける推奨ブラウザーとしています。
- Google Chrome(最新版)
- Mozilla Firefox(最新版)
- Microsoft Edge(最新版)
- Safari(最新版)
ヤフーとしての推奨ブラウザーやOSは、社内で策定している「サポート環境ガイドライン」で定めています。サポート環境ガイドラインはユーザーの安全性と動作保障ができることを基本として考えます。
たとえばユーザーの安全性の観点ではTLS1.2以上をサポートすること、といった条件を含んでいます。
https://security.yahoo.co.jp/news/tls12.html
このように、世の中の情勢や実際のアクセス数、ユーザーの安全性などを考慮しながら都度ガイドラインが更新されていく仕組みです。
このガイドラインを下敷きに推奨とするブラウザーを決定しています。
実はまだサポート環境ガイドラインではIE11のサポートを継続しています。これは社内的に推奨とサポートを分けているためです。この対応についての詳細も後述します。
IE11 の EOL
2021/05/19 にMicrosoftより IE11 のサポート終了に関する詳細なアナウンス がありました。これを受けて 5/20 に「IE11 のサポート期限とかってどういうロードマップでしたっけ?」とチームのチャットに投げ込んだところ、MicrosoftのIE11のEOLを前倒してサポート終了する案を検討したことがあるという情報を入手しました。
※Microsoftからのアナウンスは随時アップデートされているので、正確な情報は都度ご確認ください(2022/3/28 追記)
しかし、当時のIE11アクセスシェアは高く、検討時点ではMicrosoftのロードマップに従う方針という結論でした。当時の資料を確認してみると、IE11は平日では顕著に利用され 35%前後のアクセスで安定しているという状況でした。
フロントエンドエンジニアとしては、IE11のサポートにかかる工数も少なくはないし、モダンブラウザーのみをターゲットとすることでできることは増える、という思いがありました。同時に、世の中から「ヤフーさんもまだサポートし続けているから」と免罪符のように語られてしまうのは耐え難い、という気持ちがありましたし、それを推進できないヤフーは嫌だと思っていました。しかし、あらためて当時の資料でアクセス状況や売上比率を見ると、安易にサポートを終了できないというのも納得できる話でした。
サポート終了まで静観するという考えもありましたが、そのまま投げ込んだチャットで議論を続けたところ、今改めてシェアを調べてみたら判断が変わるかもしれないですね、となりそのままCTOたちの集まる会議に持ち込み検討をしましょうという話になりました。また、Microsoftのアナウンスを受けてCTOからも直接サポートブラウザーの見直しプロセスを走らせてほしいと連絡もあり、改めて再検証プロジェクトがスタートします。「2021/06 中に会議に持ち込み、その時点でIE11のサポート終了までにやることをまとめる」ことを目標に動き始めました。
ブラウザーごとのアクセス数でみるヤフー
判断するための材料をそろえるため、現在のアクセス状況や推移を改めてまとめなおしました。余談ですが、ヤフーの社内では各サービスから送信されたログデータを可視化するプラットフォーム(プライバシー情報は除く)があり、社員がそのデータを利用してそれぞれが自由に可視化できる仕組みになっています。
下記のグラフは 2019/01 から 2022/01 までの、ヤフー全体のアクセス(ユニークブラウザー)数をブラウザー別に集計したものです。
ヤフーにおけるIE11のアクセスは非常に大きな数値でしたが減少を続けていることがわかります。また、Edgeの数値は逆に増加を続けています。(Chromium Edgeと旧Edgeを合算した値としていますが、2022/02 現在はほとんどがChromium Edgeとなっています)そして 2021/04 にはEdgeとIE11のシェアが入れ替わっていました。
次のグラフは 2020/04 ~ 2020/06 までをデイリーで集計した結果です。IE11でのアクセスが飛び抜けて多いことがわかります。
次のグラフは 2021/04 ~ 2021/06 までのデイリーで集計した結果です。2020年に比べ、IE11のアクセス数が他のブラウザーと変わらない程度まで減少していることがわかります。
ヤフー全体の大まかな傾向として、平日にアクセスが増加し土日や祝日に大きくアクセス数が減少するという動きをしています。特にIE11の動きに注目すると、4月時点では平日は一番高くなり、休日になるとChromeやEdge、Safariを下回っています。先のグラフでみるとゴールデンウィークのあたりから平日、休日ともにEdgeのアクセス数が上昇をはじめ、その後はIE11のシェアと逆転しています。
以上から「ヤフーにおけるIE11での利用シェアは顕著に下がっており、IE11からEdgeへの移行が進んでいるとみられる」というまとめになりました。
1年前に比べて、アクセス数の影響は薄まってきてはいるが、絶対数が多いためサポート終了にむけて丁寧なユーザーコミュニケーションが必要である、ということがプロジェクトの基本的な方向性に決まりました。
サポート終了ロードマップの仮策定
先の調査と方向性を受けて、最初のロードマップを策定しました。
時期 | 対応計画 |
---|---|
2021/08 | 「2022/06 にIE11のサポートを終了する」旨のアナウンス |
2021/08 〜 2022/06 | IE11のアクセス比が10%を下回ったサービスでは IE11 to Edgeのリダイレクト機能を利用し、積極的な移行を促す |
2022/06 | サポートの完全終了 |
ヤフーとしてIE11のサポートスタンスをどうするかを明言できていなかったため、MicrosoftによるIE11のサポート終了と同時にヤフーでのサポートも終了することをできる限り早くユーザーに伝えるのを最優先としたロードマップです。
また、サポート終了日以降の対応では、IE11 でアクセスを続けるユーザーのケアができないと考えていました。そこで、アナウンス後からサポート終了までの間は、案内されていた IE11の代わりにEdgeを起動させるリダイレクト機能 を利用し積極的な移行を促す計画としました。
この機能を設定するとドメイン単位でIE11のアクセスを自動的にEdgeへリダイレクトできます。現在GmailなどGoogleの一部サービスや、Twitterでも指定されています。
IE11 -> Edgeの自動リダイレクトテスト pic.twitter.com/OrIkeuEYF7
— Kohta Ito (@koh110) July 12, 2021
アナウンスの時期を即時ではなく 2021/08 としたのは、この機能を事前に導入し、1カ月程度経過を観察し、大きな影響がないことを確認する検証期間です。
即時に適用しても大きな問題はないと想定していましたが、ログインセッションの連続性が失われることで広告モデルなどにどのような影響が出るかを読みきれませんでした。そこで会議への持ち込みと並行して先行検証サービスを社内で募り、ロードマップ確定後からスタートする予定で調整をしていました。
その結果をもって 10%を下回ったサービスから積極的に移行を進め 2022/06 には完全な撤退を行える状況を作ろうという計画です。
ここで、冒頭のアナウンスの話に戻ると実際には 2021/09 に出ています。この時点では見えていなかったこともあり、この時のロードマップとはかなり違う状況になってしまいました。
CTOを交えた議論と論点
先の検証とロードマップを資料に加え、2021/06 末に次のゴールを見据えてCTOを含めた最初の議論を行いました。
- サポートガイドラインでIE11のサポートを終了するように改訂する
- ヤフーがIE11をサポートする期限をMicrosoftのIE11のサポート終了までとする
そこで次の論点が発生しました。
- リダイレクトという手法の是非
- サポートの終了のアナウンスだけでなくリダイレクトすべき理由
- 積極的なリダイレクトで発生する売り上げ毀損可能性の分析
- 移行促進するアクセス数の適切な閾値
- リダイレクトのモチベーションはなにか
- ビジネス要件との兼ね合いは大丈夫か
ヤフーは複数のサービスを運営する企業です。上記のリダイレクトの設定はドメイン単位で設定されます。ユーザーがヤフーのサービスを回遊している際に、突然Edgeが立ち上がってくるのはUXとしてどうか。ユーザー目線ではEdgeへ誘導するべきかもしれないが、会社目線ではどうかという議論が行われました。
結論は次のようにまとまりました。
- MicrosoftによるIE11のサポート終了後、速やかにヤフーもサポートを終了する
- ビジネス観点での影響調査を行う
- リダイレクト機能の調査/検証を行う
この過程で、社内では具体的にどのような検討が進められたのか、視点別に紹介します。
IE11 to Edgeリダイレクトという手法の検証
検証に協力してくれるサービスを社内で募りました。検証の要件は次の通りです。
- IE11からEdgeへのリダイレクト設定をONにできる
- ブラウザー比率を一カ月程度継続的に追える
- IE11からのアクセスが少ない(必須ではないが検証のため売上に大きな影響を与えないことが主目的)
いくつかのサービスに協力を快諾いただき、調整を進めていましたが現在は PayPayフリマ で設定されています。リリースして日が浅いこともありIE11のアクセス比率が低かったこと、PCの回遊でくる回数が少なくUXを毀損する可能性が低かったためです。
PayPayフリマでリダイレクトの設定を先行導入し経過を観察したところ、設定開始からアクセスは徐々に減り始め、2022/02 現在ではIE11からのアクセスが設定開始前に比べ50%ほどに減少し、PayPayフリマ全体の1%ほどになりました。Windows7以前のOSからのアクセスが同程度あるため、0%になっていないのはこれらの環境からのアクセスと見ています。
また、IE11 のサポートの終了時に気をつけなければならない点として、サポート終了後は全てのURLでIE11が起動しなくなりEdgeが起動することがアナウンスされています。
14) iexplore.exe がデバイスから削除されるのですか。
いいえ、削除されません。アクセスしようとしても IE 11 は開かずに、Microsoft Edge にリダイレクトされます。
出典:Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了 – 発表に関連する FAQ
実際にサポート終了日を迎えたタイミングで問題が起きるリスクがあるため、ヤフーとしてのサポート期限はサポート終了日までとしていますがリダイレクト機能の事前検証もリスク分析のためには必要でした。リダイレクト機能について調査を続けていたところ、IE11サポート終了後のリダイレクトはセッション等の情報はEdgeに引き継がれ起動することがわかります。先行してリダイレクト設定を入れた場合は挙動に少し違いがあり、初回にそれらの情報を引き継ぐかの確認のモーダルが表示され、ユーザーが取り込みを行うとセッションが引き継がれます。つまり、先行設定を行うとユーザーの選択によってはセッションが引き継がれず、ユーザが再ログインの操作を強いられる可能性があります。なので全社的な方針としてはIE11のサポート終了まで待つ方がユーザ体験を損なう可能性が低いと現在は判断しています。
ユーザー体験と機会損失観点
IE11のサポートを終了(= 開発時にIE11でのテストをしなくなる)した結果、なおもIE11を使い続けているユーザは、部分的にJavaScriptが動かなくなったり、最悪のケースでは画面が真っ白になる体験をしてしまうことがあると考えていました。デザイン崩れも想定されますが、それ以上に動作しないことがユーザーにとってはダメージです。少なくないユーザーがいる中でヤフーとしてサポートを終了することでの損失がクリアになっているかという指摘です。
そのため、自分が持ち込んだ時点ではサポートの終了を明言するだけでなく、推奨する環境への移行推進が必要だろうと考えていました。また推奨の移行先をIE11の後継であるEdgeとすることが正しいかという点まで立ち返って議論を行いました。会社として最適な移行先があるのではないか等、売り上げの最適化という観点ではとるべき戦略も変わるという観点です。早期の移行が会社にとっての直接的な利益貢献にもつながる可能性があります。
Edgeをすでにサポートブラウザーとしている以上、移行そのものに追加の開発のコストはかかりません。売り上げという観点で見れば、サポートを終了することでロスする可能性はあります。もちろんロスをなるべく発生させないためのEdgeリダイレクトの提案ではありますが、まだ数値が取れていない点で想像にしかなりません。
しかし、それだけを理由にリダイレクト機能を使用してまでIE11のサポートを終了するにはまだ大きすぎるアクセス規模です。
ビジネスの顧客観点(営業観点)
ビジネス要件との兼ね合いも確認事項として発生しました。持ち込みが自分からスタートしたこともあり技術的、セキュリティ的な観点は事前にある程度想定していましたが、営業的な観点からの検討が抜けていました。たとえば広告プラットフォームに入稿いただく際にIE11でも表示することを明示していたりがないだろうか、といった部分やIE11のホームに設定されていることが多いYahoo! JAPANトップページへの影響はないかという観点です。システムの表示だけではなく、入稿時点の約束事は確かにエンドユーザー向けのアナウンスだけでは足りない部分です。
また、ブラウザーのホームに設定されているのではという点も、ヤフーならではのポイントではないかと思います。
検証結果
こういったビジネス観点での影響調査は思った以上にすんなりと完了しました。詳細なメリット/リスク分析はふせますが、結論としては積極的にEdgeにユーザー移行はせずに自然な流れに任せるという結論になりました。その他、広告の掲載条件やホームページへの設定等の影響も担当チームから特に問題がないと回答をいただき、いったん懸念は技術的な課題に絞られます。
コスト視点では、サポート維持にかかる対応コストも考えなければなりません。いちエンジニアの視点で見れば、サポート終了が決まればその分スリムになり、開発でやれることも増えることは間違いありません。フロントエンドの開発でIE11対応のためにモダンにしきれないという歯痒さを感じたことがある人も多いでしょう。個人としてはそういった点の解消による開発者のモチベーション影響は無視できない要素だとは考えています。
ユーザーの安全性観点
先にも取り上げましたがヤフーではTLS1.2より下のバージョンサポートを終了した前例があります。これもアクセス可能な環境を絞る対応なので、先の問題と同様の課題があります。しかし「ユーザーの安全性は当たり前以上に守る」という大前提もあります。
IE11から他ブラウザーに移行させる時期がいずれ来ることがわかっているためユーザーの安全を守るためにも、実際のMicrosoftのサポート終了前から、速やかに移行してもらう必要があると考えていました。
最終的にはMicrosoftによるIE11のサポート終了後、速やかにヤフーとしてのサポートも終了するという内容は会議の中で意見が一致しました。
IE11 サポート終了のアナウンス公開へ
こうして、IE11サポートの終了時期は合意できました。いよいよこれをユーザー向けにアナウンスしなければなりません。まずはどこで、どのようにユーザーへ伝えるかを決めました。
たとえば大々的にやるならばヤフーのトップページ等の枠を利用し告知する方法も考えられます。しかし、それらは長期間の掲載には向かないため、今回は 推奨ブラウザーを記載しているヘルプページ の更新でアナウンスすることにしました。
ここで、冒頭でも紹介した下記の文言を振り返ってみます。
2021年9月7日をもってYahoo! JAPANにおけるInternet Explorer 11でのご利用を非推奨とさせていただきます。
実際に先ほど説明したサポート環境ガイドラインでIE11はいまだサポート対象です。つまり、各サービスは IE11 のサポート終了日まで、テストや実行確認を行っています。社内では「非推奨」と「サポート終了」を別のものとして扱っています。
言葉 | 方針 |
---|---|
非推奨 | 対象ブラウザーの動作は保証するものの将来的にサポート終了する時期の目処がたっているため他ブラウザーの利用を推奨する |
サポート終了 | 対象ブラウザーの動作を保証することはできない |
非推奨のアナウンスによって少しずつ他ブラウザーへの移行を促し、サポート終了当日に一斉に移行が始まり、事故などが発生した際のインパクトを軽減する狙いです。
今回の社内に向けては次のようにアナウンスしています。
- 2021/09: IE11非推奨
- 2022/06: IE11サポート終了(※各サービスの判断でサポート終了を前倒しする場合あり)
会議終了後の 2021/07 から作業を要点をまとめ、ヘルプページの更新申請、確認環境への反映・確認/リリース報告を行い、議論からおよそ2カ月後の 2021/09 に冒頭のIE11を非推奨にする旨のアナウンスをしました。
また、MicrosoftのIE11サポート終了時の挙動についても全部門の技術責任者を通して下記周知を行いました。
- IE11 EOL時の挙動を通知
- セッションごと移行される予定のため全社の対応としてはIE11 to Edgeリダイレクトを積極的には推奨しない
- 強制的にEdgeが立ち上がった場合のインパクトを必要に応じて試算
- PayPayフリマで行っているIE11 to Edgeリダイレクトの検証の紹介
- サービス個別で事前に設定したい場合は CTO室にてとりまとめMicrosoftに連携
- もし各サービス判断でIE11のサポートを前倒しでやめる場合、関係部門と連携してくださいと案内
これらの確認を 2021/11 に技術責任者にお願いし、2021/12 には全部門で問題なし(対応可能)との回答を受け、ひとまずヤフーとしてのIE11サポート終了ロードマップ策定は一区切りを迎えました。
余談
アナウンスを行ったヘルプページはCMSを利用しています。リリースの報告や確認の中で実はこのCMSがIE11のサポートをすでに終了していたという事実がわかりました。「IE11についての案内を出す場所がIE11をサポートしていないことないよね?」と会議で突っ込まれわかった事実です。
しかしQAでは不具合は見つかっておらず、以下フローも回っていたため、今のところ影響はなしという判断になっています。
- クリティカルな不具合があった場合は文言回避の形になる見込み
- 年に4回定期的なアップデートのタイミングで各環境におけるテストを行っている
まとめ
振り返ってみると、さあやるぞと気楽な気持ちでスタートしたはいいものの、思った以上に確認や分析が必要で開発とは違うパワーを使うプロジェクトでした。
エンジニアとしてはドラスティックに早期のサポート終了とまでいけなかったという残念さも多少はあります。しかし、あらためてこれだけの規模でアクセスがあることの影響をさまざまな角度から知ることができました。
インターネットで長くサービスをしているヤフーから、IE11のサポート予定をアナウンスしたことで、少しはインターネットの新陳代謝を助けられたのではなかろうかと自己満足はしています。個人の小さな発言からスタートしたプロジェクトでしたが、多くの人の手を借りてなんとか形にできて今は肩の荷がひとつ降りた気持ちです。書ききれていない部分や、書けない部分もありますがどれも全社のサポートがなければ完了しませんでした。ありがとうございました。
何より「社外に対してオープンになる」というのが弊社のクリエイターマインドなので、あまりにも社内的な話すぎるかなという部分を、書いちゃいなよと背中を押してくれたCTOの藤門さんに感謝を述べたいと思います。
あまり技術的な内容ではありませんでしたが、エンジニアの視点から考えたこと、アナウンスの裏にあった経緯などをまとめることで何かが残れば嬉しいです。
一緒に働く仲間も募集していますので、ヤフーのフロントエンドの業務に興味持ってくださったかたは、ぜひこちらの採用ページもご覧いただけると幸いです。
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