2019年5月29日

イベントレポート「駆け出しデザイナーの戦い方」

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会場風景

こんにちは、Developer Relations の高藤です。
今日は5月9日に行われたMix Leap Study「駆け出しデザイナーの戦い方」についてレポートします。

「Mix Leap」とは関西のオープンコラボレーションを支援する目的で、大阪で定期的に開催しているイベントです。
今回は社会変化や技術革新、ますます多様化する新しい時代における「デザイナーの役割、デザイナーに求められる経験やスキル」についてをテーマに、ベテランのデザイナーたちが若手デザイナーに向けてどのようなメッセージを送ったのかをお伝えします。

それぞれが考える駆け出しデザイナーの戦い方とは?

今回のイベントはデザイン業界で長年活躍してきた4名のシニアデザイナーが登壇しました。
会社も年齢も立場も違う方が、それぞれデザイナーとして過去のキャリアを振り返りながら、大事にしていることや必要なスキルなどについて駆け出しデザイナーに向けてお話しました。

どんな状況でも楽しめるデザイナーになる!

登壇者の菅原

トップバッターは弊社の菅原 一郎。
2002年に入社後、現在はYahoo! MAPのプロジェクトに参画し主にアプリのUIデザインを担当しています。

話の内容は過去の経験を踏まえながら、「体験したこと以上の体験はデザインできない」「とにかく見えるようにする」などなど8つの項目について解説しました。
発表内容を通じて共通しているのは「頑張るのではなく楽しむこと」。無理をして頑張ったり、できないことをこなそうと無理をするのは、楽しくないし自分をダメにしてしまうということ。
できること得意なことをいかして、自分の考える最高のデザインを生み出していくことを大事にしているのが伝わってきました。

デザイナーの続け方

登壇者の浄閑さん

続いて2人目は株式会社ZIZO DESIGNの浄閑 洋一さん。
某テレビ局でテロップ制作から始まり、ウェブやポスター制作、イベントなど、いろんなジャンルに関わってこられました。
現在はZIZO DESIGNで取締役&アートディレクターをされています。

まず驚いたのは、資料の枚数。(ちなみに100枚を超える大作)
プラネタリウムのスタッフという経歴をお持ちの千頭さんと2名でお話されたのですが、
「まずは自分をデザインする」「エスパーを目指そう」「リーマンぶってみる」など興味をそそられるキーワードがたくさんありました。
「人前に出る」など若いうちに経験しておいた方が良いことや「デザインを言語化する」など日々の業務のヒントなどがあり、学びの多い登壇内容でした。
(スライドに入っているイラストがとてもすてきでした)

たくさんのメッセージの中でも「どんな経験も無駄じゃない」という言葉が印象的でした。
浄閑さんだけでなく社員の皆さんも多彩な経験を持ち、その経験をいかしながらデザインされているようです。

ずっと続けていくことの大切さ

登壇者の高岡さん

休憩を挟んで3人目はフェンリル株式会社の髙岡 尚司さんにお話しいただきました。
フェンリル株式会社のデザイン部でマネージャーとデザイナーをされています。

20年間のデザイナー人生を4つの時代に分けてお話しされたのですが、「ケツが青いくせになにイキっとんねん時代」などタイトルのつけ方が秀逸でクスリとしてしまいました。
「仕事は一人では回せない」「お客さんと仲良くなると仕事は有利に進む」など仕事に対する姿勢や、「基礎があればどうにかなる」「スキルアップに効率はない」などデザイン力を上げるための取り組みついてわかりやすく解説されました。

自分の美しさの感覚が一般の人と乖離しないように感覚を調整されたり、仕事以外で自分の作品を作ったりとデザイナーとして生きぬいていくという強い思いを感じました。

デザイナーのキャリア計画

登壇者の佐藤さん

最後は株式会社フィラメントのCXO(Chief Experience Officer)である佐藤 啓一郎さんからのお話でした。

「今日はデザイナーのキャリア計画...なんて意味ないよねという話をします」とまさかのタイトルをバッサリと切り捨てるところからスタートしました。
時代は常に変化しており、デザイナーに期待されることやデザインの領域も変化している。過去の経験から考えると今10年後のキャリアを描いてもあまり役に立たないと思うとのことでした。「デザイナーとしての生き残り方を考える」「デザイナーに期待される領域が拡大してる。周辺領域に目を向けることが大事」「仕事だけでは世の中においていかれる」など今後のデザイナーとして生きていくために必要なマインドについてもお話されていました。

懇親会

懇親会の様子

4人のお話が終わると、懇親会が始まりました。
食事をしながら、イベント参加者と登壇者たちが、今日の話を聞いて感じたことを積極的に意見交換する場面が見受けられました。イベント参加者の方とお話しする機会があったのですが、「今悩んでいることと同じようなお話が聞けて参考になりました」「自分の強みって何か考えないとなと思いました」とうれしそうに話してくれました。

談笑中のヤフー社員と参加者

Mix Leapとは?

最後になりますがMix Leapについてご紹介します。Mix Leapとはヤフーの大阪グランフロントオフィス/大阪富国生命オフィスで定期的に開催されるイベントです。
毎週木曜に(たまにそれ以外の曜日にも)開催しています。
イベントは主に以下の3つに別れています。
・技術者、クリエイターの勉強や交流を目的とした「Study」
・職種や業種に関係なくさまざまさまざまな人がテーマについて話す「LT」
・他の企業やコミュニティとコラボレーションし、交流する「Joint」
2017年10月から活動を始め、5月9日のイベントで111回の開催となりました!
また参加者も通算4000人ととても大きなイベントに育ちました。

参加したいけど、どんなイベントなのか不安という方に雰囲気が伝われば良いなと思い、本記事を執筆しました。テーマにもよりますが、初めて参加される方も毎回3割くらいいます。毎週いろんなイベントを開催しているので面白そうだなと思った方はconnpassページのメンバーとなり、最新情報を入手し、ぜひ参加してもらえればと思います!

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