はじめまして。森 洋之(もり ひろゆき)と申します。
ヤフーの黒帯制度にて、黒帯Android技術に任命されています。
これからAndroidを学ばれる方にむけて、基本を学ぶための教科書として、「基本からしっかり身につくAndroidアプリ開発入門」を執筆いたしました。
ヤフーの書籍「黒帯シリーズ」としては、「本気で始めるiPhoneアプリ作り」、「黒帯エンジニアが教えるプロの技術 Android開発の教科書」に続く、第三弾となります。
本書では、Androidアプリ開発について体系的に学ぶために、基本中の基本から解説しています。 その上で、知っておいたほうが良い豆知識や発展的な内容を、Tipsやコラムとしてちりばめました。
概要
しっかりとしたアプリを作り上げ、それを育てていくためには、非常に多岐にわたる知識が求められます。
本書では、Androidアプリの開発を始めるためのとっかかりとして、特に押さえておくべき事項を中心として、基本中の基本から解説しました。
これから仕事としてアプリを開発する人が、本書をひと通り読むことで、ある程度の開発を行えるようになる、というコンセプトで執筆しています。
前半では、Androidアプリケーションを構成するコンポーネントと、そのライフサイクルから始まり、Android特有のリソース管理の方法、セキュリティデザインなど、アプリエンジニアとして最低限求められる知識を解説します。
その後はサンプルとなるアプリを作りながら、データの永続化や、非同期処理、HTTP通信、通知、多様な画面への対応など、Androidエンジニアとして特に重要な知識を身に着けていきます。
最終的には、はやりの位置情報と地図を使ったアプリを開発できるようになるでしょう。
目次
- Chapter1 アプリ開発の準備
- Chapter2 Androidアプリを構成する要素
- Chapter3 はじめてのアプリ
- Chapter4 データの保存と共有
- Chapter5 通信とバックグラウンド処理
- Chapter6 カメラの撮影
- Chapter7 ユーザーの位置と地図
- Chapter8 アプリの公開
最後に
スマートフォンの登場と普及は、すさまじい勢いで世界中の人々の生活を変えてきました。
そうしたイノベーションを支えてきたものは、GoogleやAppleといったプラットフォーマーだけでなく、エコシステムを支える端末ベンダーや、OSSコミュニティ、そしてもちろん多くのアプリ開発者たちと、彼らが作る良質のアプリたちです。
あなたも本書を読んで、世界を変えるようなアプリの開発に挑戦してみませんか。
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