画像認識が手軽に試せるYahoo!ラボの実験アプリmonotagからのお知らせです。
monotagで認識できる商品を大幅に拡大して約200万商品が認識できるようになりました。 認識できる商品種別は、書籍、CD、DVD、飲料、加工食料品、日用品です。 これらの商品はmonotagでかざすだけで簡単に商品の情報が得られます。 なお、これらの商品種別でも登録されていない商品もありますのでご了承下さい。 もちろん、今まで通り個人で登録していただいた画像も認識できます。
改めてmonotagを簡単に紹介します。
今回約200万商品が認識できるようになりましたが、monotagの最大の特徴は、 個人ユーザーが認識させたいと思う「物」を自由にmonotagで撮影して登録できる点です。 しかも、登録した「物」は登録したユーザーだけでなく、どなたでもmonotagで認識できるようになります。 つまり、皆さんが少しずつでも「物」を登録すれば世の中のあらゆる「物」が認識できるようになるかもしれません。 なお、登録したユーザー以外のユーザーは登録画像を閲覧することはできませんので安心して登録してください。 ただし、登録した画像が認識された場合には認識結果として登録画像が表示されます。 また、形が変形してしまうものや特徴がないものは認識できませんのでご注意ください。
前回のブログ以降、さらに気軽にmonotagを使っていただけるように以下の機能も追加しましたので、ぜひ使ってみてください。
- ログインせずに画像が登録できるようになりました。
- 登録した画像を一覧できるようになりました。ただし、一覧機能はログインした時だけご利用いただけます。
- 登録した画像を削除できるようになりました。画像の一覧から削除する画像を選択できます。
画像認識エンジンの特徴
最後にmonotagが利用しているヤフー独自の画像認識エンジンの特徴を簡単に紹介します。
- 大規模画像認識
- 単一のデータベースで数百万画像を学習し認識できます。約500万画像の認識実績があります。
- 高い認識率
- 一般には認識対象物体数が増えると認識率が低下しますが、高い認識率を維持できます。
- 高速な認識と登録
- 通信時間を除き1画像当たり約2秒で認識し、1秒以下で登録できます。
- 画像の追加登録や削除が可能
以上、monotagからのお知らせでした。
注意事項
- ヤフーは画像認識技術の利用シーンの検証を目的に実験的にmonotagを公開していますので、予告なく終了する可能性があることをご了承ください。
Yahoo! JAPAN研究所 岩崎雅二郎
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