本日YOLPから、任意の緯度経度を指定するだけで、その地点の降水強度を取得できる気象情報APIを公開しました。地図APIのYahoo!スタティックマップAPIでは、過去の日時を指定して、雨雲レーダーを地図上に表示できる機能を追加しました。ドキュメントや使い方については、以下のサイトで詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
■気象情報APIのドキュメント
YOLP(地図):気象情報API - Yahoo!デベロッパーネットワーク
■Yahoo!スタティックマップAPIのドキュメント
YOLP(地図):Yahoo!スタティックマップAPI - Yahoo!デベロッパーネットワーク
過去にさかのぼって雨雲レーダーを表示する
気象情報APIは任意の緯度経度を指定すると、その地点の降水強度を取得できるAPIです。降水強度は数値データ(単位:mm/h)のため、雨の量を明確に取得できます。降水強度は過去2時間前の実測値から未来1時間後までの予測値を取得できるので、今後の雨の強さも把握できます。
リクエストパラメータの詳細はこちら、レスポンスフィールドについてはこちらをご覧ください。
Yahoo!スタティックマップAPIでは、気象情報APIで取得できる降水強度の数値データを、地図上にビジュアルに表示できるようになりました。さらに現在時刻の雨雲レーダーを表示させることはもちろん、過去の日時を指定することもできます(2012年7月21日00時以降)。これにより、過去の雨雲の状況がわかる地図が表示できます。以下では、利用例として2012年9月30日18時の雨雲の状況を表示しています。
未来の雨雲レーダーを表示する
他のAPI/SDKでも、雨雲レーダー表示のバージョンアップをしました。過去2時間前から未来1時間後までの雨雲レーダーを表示ができるように、機能拡張をしました。もちろんスマートフォンにも対応しており、PCと同様に雨雲レーダーを表示できます。詳しいドキュメントやサンプルコードは以下のサイトでご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
■Yahoo! JavaScriptマップAPIのドキュメント
YOLP(地図):Yahoo! JavaScriptマップAPI - Yahoo!デベロッパーネットワーク
■Yahoo! iOSマップSDKのドキュメント
YOLP(地図):Yahoo! iOSマップSDK - Yahoo!デベロッパーネットワーク
■Yahoo! Yahoo! AndroidマップSDKのドキュメント
YOLP(地図):Yahoo! AndroidマップSDK - Yahoo!デベロッパーネットワーク
■サンプルコード
YOLP@GitHub(外部リンク)
おわりに
今回のアップデートにより、ユーザーの行動につながるリアルタイム性の高い位置情報コンテンツを提供できるようになりました。今回ご紹介したAPI/SDKのほかにも、デベロッパー、ユーザー様がより便利に活用できるよう、Yahoo!ローカルサーチAPIやYahoo!ジオコーダーAPIなど、地域情報に関するさまざまなAPI/SDKを提供しています。利用シーンに合わせて、こちらもぜひご活用ください。今後ともYOLPをよろしくお願いします。
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